X JAPAN 攻撃再開 2008 I.V.〜破滅に向かって〜 破壊の夜

東京ドーム公演をWOWOWの生中継にて見ました。


01.The Last Song
02.Rusty Nail
MC1
03.WEEK END
04.SCARS
05.Silent Jealousy
Drum Break
06.HIDEの部屋(POSE)
MC2
07.Say Anything
08.Without You
MC3
09.I.V.
10.紅

アンコール
11.ART OF LIFE

ちなみに各曲がどういうメンバー構成だったかというと

01 : YOSHIKI、TOSHI
02 : YOSHIKI、TOSHI、HIDE(スクリーン映像)、PATA、HEATH
03 : YOSHIKI、TOSHI、HIDE(スクリーン映像)、PATA、HEATH
04 : HIDE(スクリーン映像)
05 : YOSHIKI、TOSHI、HIDE(スクリーン映像)、PATA、HEATH、SUGIZO
06 : HIDE(スクリーン映像)、PATA、HEATH、その他ダンサー
07 : TOSHI、PATA、HEATH
08 : YOSHIKI、TOSHI
09 : YOSHIKI、TOSHI、HIDE(スクリーン映像)、PATA、HEATH、SUGIZO
10 : YOSHIKI、TOSHI、HIDE(スクリーン映像)、PATA、HEATH
11 : YOSHIKI、TOSHI、HIDE(3Dホログラム)、PATA、HEATH

  • 中継開始時点で客入りが1割に満たないような状態でビックリ。結局始まったの約2時間20分後だったし。そんな入場からテレビで擬似体験させなくていいよw
  • 照明が落ちて、かかったのが『WORLD ANTHEM』でも『Amethyst』でもなくて『The Last Song』だったのはそんなに予想外ではなかった。以前一般人入れた形で行ったEXTASY JAPANの設立記者会見*1のときにもYOSHIKI「あの曲で終わったから、今度はあの曲から始めたい」と言ってSEに選択してたくらいなので。
  • 長らくインストで流れ続け、そして幕の向こうでTOSHIが歌いだした!YOSHIKIがピアノ伴奏してる!
  • 『SCARS』はライブバージョンのイントロのHIDEが歌ってるとこだけ。多分素材はラストライブのやつかなあこれ。
  • そのままなだれ込むのかと思ったらTOSHIがアカペラで『Silent Jealousy』のサビを歌いだした!
  • YOSHIKIがカウントを先走ってスタートwそしていつの間にかHIDEの立ち位置にSUGIZO。イントロ中に「ギターSUGIZO!」とのご紹介。セッションではなくあくまでもXのライブであるためなんか不思議な感じだ。
  • YOSHIKIがドラムをぶっ壊して一旦全員引っ込んで文字通りブレイクw
  • HIDE不在でHIDEの部屋とは、これ如何に。でも実質その素材を利用したPATAとHEATHのコーナー*2と言えない事も無いか。
  • TOSHI、PATA、HEATHによるアコースティックコーナー。向かって右側がPATA、中央TOSHI、左側にHEATHってこの並びは何か新鮮だなあ。
  • このコーナーのTOSHIのMCが癒し系w明らかにこの10年で培ってきた能力wwwそしてマイクを介さずにツッコミを入れる石塚大先生wwwww
  • 一瞬だけ『ROSE OF PAIN』を期待してしまった俺。TAIJIもいないから『Voiceless Screaming』なんかもやるわけないしねえ。逆にTAIJIゲストで出すってのもアリだと思ったこのコーナー。
  • 『Without You』はかなりグッときた。メロディーも歌詞ももう5年くらい前には公表されてたから知ってたけど、TOSHIのヴォーカルがのるともう全然違うね。かなり感動した。
  • YOSHIKIが『DAHLIA』のサビをピアノで弾きながらTOSHIが感謝の言葉を述べる。あれ?似たような光景見た事あるぞ?
  • なんかいきなりピアノ伴奏が『I.V.』になってる。YOSHIKIのリクエストでここの所をみんなで歌ってほしいんだ」とか言ってサビの掛け合いの部分をなんとか客にやらせようとしてるんだけどイマイチうまくいかず。そらそうだ。
  • 途中からスタンバイしてきたSUGIZOが気を利かせて控えめながらマイクを通して歌っていたよ。この演出はやはり失敗だろうね。だって配信限定の新曲だから歌詞カード公表されてなくてイマイチ分からないんだもんみんな。
  • そしてバンドスタイルに戻っての『I.V.』披露。やっぱピアノは入らないのね。
  • ここのギターはHIDEというよりSUGIZO色が濃かったけどこれはこれでいい。もはやHIDEのいないXなんだし。
  • TOSHIが言う前に「紅だーッ!」って叫ぶな > 客
  • あからさまにYOSHIKIが疲れてきた。ドラミングも酷いことにorz
  • 曲終了後「どうもありがとう。また会おうぜバイバーイ」と言って引っ込んだら即「エーッ!!」という反応。そりゃそうだw
  • そしてウェーブなどが起こり、アンコールは俺が思っていたよりは早く始まった。
  • TOSHIが「今日の最後にこの曲を贈ります」と言ったときには愕然としたけど、そのあとYOSHIKIが奏でたのがまさかの『ART OF LIFE』だったから別の意味で愕然とするとともに納得もした。
  • ただ、あの終わり方はやはり納得できないぞ。あんなんなるなら今日は中止になってくれないとある意味納得できないな。
  • どうやら当初の予定からYOSHIKIのピアノソロと『オルガスム』、『Tears』、『X』、『ENDLESS RAIN』をすっ飛ばしたらしい。時間と体力的な問題か。本来なら飛ばしちゃいけない曲ばっかだなこりゃorz

その他雑感

  • 改めてこうやってセットリスト見てみると、王道は踏まえつつ選曲などサービス精神には溢れていたのではないかと。新曲2曲に、HEATH加入後は殆ど演奏していない『Silent Jealousy』、さらに1曲30分の超大作『ART OF LIFE』をチョイスしてきてるんですよ。カットされてしまった曲もあるから惜しい部分も多いけど、この点はかなり評価できるのでは。
  • 全般に演奏が安定してなかった。あのPATAですら間違えまくる始末。大方開演前までヤクルト相手にフルボッコされている巨人の開幕戦でも見てしまってご機嫌を損ねたのでしょうw
  • YOSHIKIもドラムはともかくピアノも結構間違えてた、ドラムに関していえば完全にパワーとスタミナ不足。いつもはこのYOSHIKIさんに合わせるのに今回はHIDEの過去の音源に合わせなきゃいけないから無理が生じたってもんなんじゃないんでしょうか。あと開始から終了まで一度も首にコルセット巻いてなかったけど大丈夫なの?はじめからかなりセーブしてやるつもりでコルセットの必要もなかったの?
  • HEATHは割と安定してた感があるけど相変わらず音絞り過ぎで小さい。あと、HEATH一人だけ見た目が完全に最近のヴィジュアル系の人みたいだったw
  • TOSHIは昔より歌い方というか表現力というかそういう点がかなり向上したように思える。本人も言ってたけど慣れないせいか声が裏返る事多かったけどね。
  • そんな中、ゲストギタリストのSUGIZOが完璧過ぎてワラタ。一番練習してきたんじゃね?wもうHIDEパートを忠実に再現していて素晴らしかった。だからこそ逆にそれを弾いてるSUGIZOの姿が映し出されたり、如何にもSUGIZOだなって即興アレンジとか加えてきちゃうと違和感いっぱいだったけどね。
  • HIDE満載。ラストのホログラムでの登場はジェダイの騎士かと思ったwでもHIDEの立ち位置に本当にHIDEが降臨したかのようで、5人ちゃんと揃ったかのように擬似体験できてテレビの前で見ているとはいえちょっと感動したよ。
  • それと同時にHIDEをフィーチャーし過ぎ感も否めない。正直やり過ぎで、これじゃ追悼ライブや今後はどうなるのかも少し不安になる。

*1:YOSHIKI.NETの発表など、この当時は動く気配をばりばりみせてた

*2:ついでに言うなら恐らく裏にいるのであろうINAも