X JAPAN WORLD TOUR Live in TOKYO 〜攻撃続行中〜 〜18回目の夜〜SPECIAL

行ってきた。開演予定時刻30分前に何とかチケットをゲットできたので。
2枚5,000円でゲットできたよラッキー。譲って頂いた方には「晩ご飯代の1,000円でいい」とか言われたんだけども流石にね。なので切りのいい数字で。席的にもヤフーオークションとかでもこれぐらいの価格で落とされていた感じだったので俺もそこを攻防戦にしてたし。


SE. Amethyst
01. Rusty Nail
02. Week End
03. Jade((X JAPAN新曲))
04. DRAIN
05. Longing((Accoustic Version))
06. YOSHIKI Piano solo
07. Tears
08. YOSHIKI & SUGIZO session
09. 紅
10. オルガスム

アンコール1
11. Violet UK Fashion show
12. YOSHIKI Drum solo
13. Without You

アンコール2
SE. World Anthem
14. I.V.
15. X
16. ENDLESS RAIN

アンコール3
17. ART OF LIFE((中盤のYOSHIKIピアノソロからのスタート))
SE. Say Anything
SE. Forever Love (Last Mix)

正直何がどうSPECIALだったのかと小一時間(ry


席はいわゆる伝説シート、40ゲート2階席一塁側。正直ちょっと心配してたんだけど、アリーナ全景は見渡せるしそんなに悪いもんでもない。野球場だから座席の質に不安を持っていたのだけど、むしろ俺が今まで行ったことある野球場の中で東京ドームが一番質が良かったwドームはクソだという先入観があったけど好きになってしまうかもしれないwww
ステージセットは多分去年の3daysと同じなんじゃないかと。違うにしても基本は同じ作り。
17時半くらいに大体30分くらい押しでスタート。でも照明落としても時間的にまだ空が全然明るいのであまり暗くはならず。
OPはAmethystからスタート。去年のドーム3Days公演と同様にメンバー紹介は無く、そのままイントロデュースしてオープニングナンバーへ。
Rusty Nailはこの前の香港公演で披露されたサビの部分をピアノとヴォーカルでスタートするバージョン。よく考えたら再結成X JAPANはヒデサミ除いてオープニングナンバーは全部こういう入り方してるんじゃないかな?そしてサビの部分を歌い切った後は最近マツダのCMでおなじみのイントロのシンセサイザーが鳴り響くわけですが、ここからが新しくなっていた。このシンセ音をひたすらループさせてそこにメンバー紹介を入れる形にしたらしい、これは新パターンだ。TOSHI → HEATH → PATA → SUGIZO → HIDE → YOSHIKIの順だった。PATAのアクセントとSUGIZOのイントネーションが何か気になったんだけども誰に喋らせたんだこれ?*1初っ端から花道最前まで駈けて行く等飛ばしまくりのおすぎに惚れたw
WEEK ENDはいつものアレンジ。ただ音響トラブルかなにかで初めの所*2の音が少し飛んでいた。そういえばSEのAmethystでも音が飛ぶ場面があって、観客席からどよめきが起こったw
「お前達にとっておきのプレゼント、何とX JAPANの新曲。聞いてくれー!ここで新曲投入とは予想外。この新曲Jadeは構成的にはI.V.に通ずる感じの、解散前までの楽曲にはない方向性。どっちかというとやっぱりX JAPANというよりViolet UKなんだよね。でもAメロ、特にベースがカッコいいのと*3俺はあのリフは結構好み。
ここで再び暗転し、ドラムマシーンのリズム音が。ああ、これはDRAINくるのかと思たらラストライブのHIDEの映像がスクリーンに映し出されその音も流れてきて「DRAINいくぜー!」と。いつの間にかYOSHIKISUGIZOはステージから居なくなっていた。
この流れでいくとしばしの休憩時間の後にTOSHI、PATA、HEATHによるアコースティックタイムだろうなと思ったら案の定。ここでTOSHIさんの"逆境MC"入ります。なんか色々言ってたけどよく覚えてないw

「お前たち今日のライブのタイトル知ってるよな?『強行突破』」((ちょw勝手に変えるなwwwていうか『18回目の夜』はどこに消えた?))
「なあHEATH?」((暗に今回の騒動の件を匂わせてやたらとHEATHをいじってました))
「HEATHも気合い入ってるぜーっ!」「PATAちゃんは、ちょっと気合いとは無縁だね」((PATAが認めたらそれがPATA流の気合いだと説明してましたw))
「HIDEちゃんも気合い入ってるのかな?」
「昨日から新しいギタリストSUGIZOが入って、SUGIZOも気合い入ってるぜーっ!」((そういえばSUGIZO加入について言及したのこの場面だけじゃないかなあ))
「ま、YOSHIKIは気合い入ってますけどw」((YOSHIKIだけサラッと流されたwオチwww))
「またここでライブが出来るか分からないけど・・・俺たちはやりたい!」((観客の「エーッ」って声に応えてのやりたい発言。ドームとも問題抱えてるしねw))
「どんな逆境でも、どんなに脅されても・・・」云々((再結成XではおなじみのTOSHIさんの"逆境MC"ですね。最早客席から笑いが起こるレベル))
さて、MC終わりで何演るかなあと思ったらバックでかかったオーケストラの音はLonging。前日は15年ぶりくらいのROSE OF PAINだったらしいのでこの選曲はちょっと残念。でも改めていい曲だと思ったよね、つかTOSHIは本当に歌が上手いなあ。
引っ込んでまたちょっと間があいて少ししたら薔薇を両手に持ったYOSHIKIが登場。花道を駆けまくって薔薇をばらまいてといつも通りの暴れっぷり。そして軽くピアノを弾いて、決めポーズみたいなのが決まると同時にTearsのイントロが流れ始めてTOSHIも登場、そのまま曲へ。合図の決め方とイントロが入るタイミングが完璧過ぎてカッコイイwいつの間にかステージ下手にはPATAとHEATHもいたんだけど・・・・おや?SUGIZOがどこにもいないぞ?
アウトロでYOSHIKIが最後のモノローグを生語りしてTearsは終了。このタイミングでこっそりTOSHI、PATA、HEATHはステージから消えていた。YOSHIKIはまだステージに残り何やらまたピアノを弾いている。するとステージ袖から誰かが・・・あれは・・・SUGIZOか!そしてその手にはヴァイオリンが。そう、YOSHIKIがドラムとピアノの両使いであるように、SUGIZOもまたギターとヴァイオリンの両使いだった。*4Xとの親和性の高い新たなるオプションですよこれは・・・。ステージではYOSHIKIのピアノとSUGIZOのヴァイオリンが絡み合い、荘厳な雰囲気となっていく。
SUGIZOのヴァイオリンが次に奏でだした旋律は、紅。紅のサビを奏で始めた。そこにTOSHIが現れピアノとヴァイオリンをバックに紅の冒頭部を歌い始める。これはまた新しい切り口だね。そして・・・「紅だーッ!!!」
「ラストナンバーいくぞーっ!」っときたら流れ的にはもうこの曲しか無いでしょう、オルガスム。予定調和と言えばそれまでだけど途中でYOSHIKIがアリーナに降りてCO2を噴射しまくっていたよ。またいつものようにGeorgeいたのかなwこの様子を上から観てるのは面白かった、YOSHIKIの予測不能な動きにスタッフがついていけなくなってたりwそういえばここでステージ裏からヨシキティーが登場してきたw
ここで本編は終了。みんなもう慣れたものでアリーナもスタンドも一斉に座るなりトイレ行くなりの移動を開始して休憩タイム突入。まあアンコール一発目にくるのは十中八九VUKだしそこを見越しても結構それなりに休憩できるぞとwこの間に客席ではウェーブが起きたり起きなかったり、でもこれが思ったよりも中々つながらなかった感があるなあ。アリーナ席一塁側の一番端っこから起こるウェーブはいつも誰かが「せーの!」って大声をあげてスタートしていたのが面白かったwあ、なんかヨシキティーが引っ込んでいったぞw
しばらくすると最近iTSで配信開始されたことでお馴染みのROSAが流れ始めて、さあViolet UK × h.NAOTOのショーが始まりましたよー。和服の外人ダンサー集団が登場、何か花道を全速力で駆けていったかと思えばそのままの勢いでアリーナの方まで降りていってそのままどこかへ消えて行った・・・なんだったんだあれは・・・そしてそのために階段があったのか。*5別のダンサーがステージで踊っている間に花道の方には人がイパーイ。この後この花道を歩いて行くモデルさん方でした。ところでもしかしてこれ演出上とか警備上とかの問題とかでショーが始まった段階からアリーナ席は出入り制限あったんじゃないかなあ?じゃないとこの演出は不可能な気がする。なんかそういえばSUGIZOがアーミングをギュインギュインやってたな。
そしてショーが終わると同時にステージ中央にはYOSHIKIがライトアップ。ここはもうドラムソロ以外無いでしょう。これは上から見ると新しい発見もあり実に面白かった。ドラムセットごとステージがどんどん移動していくんだけど、あれどう動いてるのかずっと疑問だったんだけどそれが氷解した。元々ドラムセットがあった位置から中央花道先端まで自体が可変式になっていたんだね。進むたびに前方に穴があいて後方の穴は塞がってっていうのも上から観てるとスゴく分かりやすかった。あ、勿論ドラムソロも魅了されましたよ?w花火の一発目ちょっとびっくりしちゃったけど。
ドラムソロが終わってYOSHIKI倒れ込む、そしてステージにはTOSHI登場。さあここで何を歌う?と思って色々頭を巡らしたんだけど、Without youってのは思いつかなかったな。やっぱずっとYOSHIKIのピアノソロからあの曲に入るってのがパターンになってたから少し虚を突かれた感じ。
やはりWithout youは名曲。そしてTOSHIの歌唱力、マジ半端ねえっす!曲終わりで何故かYOSHIKIがTOSHIをおんぶして引っ込んでいった。
そして・・・え、終わり?このゾーンVUKでSUGIZOはちょこっと出たけどPATAとHEATH出番無しっすかマジっすか。まあとにもかくにもまた休憩タイムだ。次が2回目のアンコールとなると自ずと曲も絞られてくるので離席率はVUK前より低め。
長い間の後にふと気づく。あれ?何かドームの照明が明るくなってきたような・・・。それは気のせいではなく、確実にどんどん明るくなっていきとうとう照明MAX、と同時にステージライトは全て落ちる。でも終演アナウンスは無し、これはパターン入ったな。
案の定少しするとWORLD ANTHEMがかかってメンバー登場。ここでのメンバー紹介はいつものやつ、しかしSUGIZOのとこだけはRusty Nailイントロでのメンバー紹介と同じ音源らしく明らかに無理矢理継ぎ足した感がw思い切っていっそ既存のやつはもう封印しちゃえばいいのに。
パターンからいけばここはXだろうなあと思ったら、YOSHIKIがドラムカウントしない。というかそもそもドラムの前にいないんだよ、ピアノの前にいる。これは何をやるんだろうと思ったらここでI.V.合唱タイムきた。
TOSHIが「今日は全世界から来てくれてるぜ」とかMC。そのうち中央花道最前あたりまでYOSHIKIと共にやってきて、「フランスから来てくれてる」「韓国からも来てる」だの。おや、モニターに映るYOSHIKIの動きがおかしい。何かステージに上がってこいみたいな手招きしてないか?そしたらホントにフランス人と韓国人たちがアリーナからステージに上がってきやがったー!!そんな都合良くそこに両方いるわけないじゃんか、これなんて仕込み?TOSHIが「延期してごめんね」とか言ってたよ。
YOSHIKI「みんなもこっち来なよ」と呼んで残り3人もてこてこと花道へ。この間お約束の「We are!」「X!!」ってやつをTOSHIとYOSHIKIがやってたんだけど、てこてこやってきたHEATHもマイクで促され「We are!」。そして次にやってきたのはPATA、まさかやるまいと思ったら一回だけ「We are!」と叫んだ!あのPATAが「We are!」って煽った!!すげえビックリしたマジで!最後にSUGIZO、普通に煽ればいいのに何か変なシャウティングだったw
そんでまたまた合唱タイムありーのでようやくみんな定位置に戻ってI.V.へ。
もうここしか無いぞって感じでXキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!Xジャンプ禁止令とか知るかー!飛べ飛べ飛べ飛べ飛べ飛べ飛べー!!!昨年のヒデサミはあくまでも無敵BANDだったので、X JAPAN単体のXはこれが初めて。ていうかあの時は西川ちゃん出張り過ぎで後から動画見たら殆ど歌ってたのあの人だったしw足下の荷物が邪魔で2回ほど失敗したんだけどここぞとばかりにXジャンプしてきたぜ。スタンド席はその傾斜と座席幅の問題でXジャンプは正直しにくかったけどね。
「本当はここで終わりなんだけど・・・」ということでENDLESS RAIN。まあ実際は絶対予定調和なんだけども、でなきゃHIDEの映像とか後ろのBGMとかタイミング良く出てくるのおかしいだろってwまあそういうある種昭和的な予定調和を楽しむのもまた醍醐味。
メンバーがみんな引っ込んでも終わらない客のENDLESS RAIN。そして暗転したままの照明。これはまだライブ続くの?帰っちゃった人たちも結構いたけどね。
疲れたので座っていると唐突に耳慣れたピアノの音。これはART OF LIFEじゃないですか!でも何でこんな途中から?まさか本当は昨日もやる予定だったけど出来ず、今日は予定通り後半のみってことか?*6しばらくするとYOSHIKI登場。このピアノの音に合わせてYOSHIKIが生ピアノでグッチャグチャなピアノソロ。これがむっちゃくちゃ長く感じて俺は正直飽きてしまった、ちゃんとメロディー奏でてるならともかく完璧に破綻してるもんだから。
長いピアノも終わりようやくバンドパートへ。ステージを観る限りホログラム用の装置は無さそう。ていうかSUGIZO、お前ART OF LIFEまで覚えたの?頭が下がります。ステージ上部のLEDは5分割でメンバーを映しててその一つがHIDEに割り当てられているため、TOSHIが歌っているときはTOSHIが、歌っていないときはSUGIZOが映し出されてた。だったら初めから6分割しようぜ?
曲が終わり、奥でYOSHIKIがグダーっとなって、Say Anythingが流れ出す。ああ、これでこのライブは終わるんだ・・・。ステージ中をみんなが縦横無尽に駆け回って手を振って挨拶して、といういつもの流れ。たまに大映しになるYOSHIKIはドラムの横の何もないスペースで横になって肩肘ついてゴロゴロして一人だけもうリラックスモードで笑えたwまあそのうち動き出したけどね。かと思えば今度はPATAがいつの間にか定位置に戻って座り込んでダラダラし始めるしw確かにライブは終わったけどもなんて自由なのw
SUGIZOがどこかからでかいHIDE人形を持ってきた。今回のHIDE人形は90年代初期のHIDEだった。だからそういうの作るんならグッズにしろってwwwそんでSUGIZOがこのHIDE人形動かして手を振らせたり挨拶させたりしててほほえましい光景だった。でもYOSHIKIに強奪され今度はYOSHIKIが同じことやってたw
中央花道に全員集まって、HIDE人形と一緒にみんなでばんざーい。そしてみんな帰っていった。SUGIZOは最後にみんなに投げキッスをして帰っていったwなんかX JAPANの正式メンバーになろうがなんだろうがSUGIZOSUGIZOのまま何も変わってなくて安心したw


これで本当に終演。おつかれさまでしたー。でも18回目とかSPECIALとかマジでどこ消えた?w

*1:WORLD ANTHEMでのメンバー紹介っぽい感じ。でもあれはHIDEの声を加工してるわけで、だったら「SUGIZO」足せないから違う人のはず

*2:TOSHIの「ウィーケン」っていうのがエコーかかってリフレインするやつ

*3:I.V.もそうなんだけど、再結成後の新曲は最近のインダストリアル系とかに影響受けて作ってる感じなので今まで以上にベースの音が大事でが強調されるんだよね

*4:去年のヒデサミのLUNA SEAのステージではヴァイオリン弾く曲やってないしこれがSUGIZO真骨頂初体験

*5:花道の先端には何故か階段が取り付けられていたのでした

*6:ライブ前に前日のセットリストを見たのだけど、前日は流れは大体同じでENDLESS RAINで終わりだったのです。