T.M.R. LIVE REVOLUTION '10 - Strikes Back VIII -

品川ステラボール公演。当日終演後からジワジワ追記して目下更新中です。(『目下更新中』っていうこの一文が消えるまでまだまだ何かを書く気満々ですw)


Twitter上で散々茶番を繰り広げた挙句当日券入場しますたwツイートのログを見てもらえば分かると思うんですが、当日券売場にいたの、女性だったんですよ。これがちょっとよろしくなかった、そういう細かいところまで徹底してもらいたかったってのが本音だよー、惜しいなあ。

事前に場内ロッカーは解放されていたので万が一すべて埋まることを警戒してこの時点で荷物と上着を詰めてロンT一枚に・・・寒ッ!その格好で品川駅まで一度戻って水と軽食を確保。水は事前にちゃんと確保しておかないとあとでヤバイっていうのはもう分かりきってることなのでね。で、戻ってきたらもう外での入場整理が始まっていた。そう、ステラは水族館と映画館と同じ入口を使うので外で整理させられて待たされるのだ。このときスタッフに当日券売場を訪ねている人がいたが断られていた、売り切れちゃった模様。

どうせ当日券だからほぼ最後の入場なのは分かりきってるので待機場所の駐車場でずーっと走って体をあっためてました。勿論ログを見てもらえば分かるように大量にツイートしてますが本当に寒すぎて寒すぎてただ待ってるだけなんてとてもじゃないけど耐えられなかったんです。で、走ってたら何人か声をかけてきたよ、そりゃ滑稽だもんなw 1時間待ってようやく入場・・・え、ドリンク代?やっべ、存在を忘れてた。よかったー、手元に千円札残っててwドリンクチケットもらってトイレ行ってから場内へ。事前に確保した命の水があるのでチケットはライブ後に引き換えることにした。あ、そーいやこれはステラ側のスタッフなんだろうけどドリンクのとこも2人女性が居た。これもちょっと残念ポイントか。


毎年のことなんだけど上手のヒロシサイドは結構空いてるし結構落ち着いている。ある意味では穴場。というのもいつも入口は下手にしかないのでみんな奥まで行くのをめんどくさがるのかそうなる。*1対照的にSUNAOサイドの下手は上手よりも遥かに人口密度の高そうな暴れゾーン、これも例年通り。当然僕は今年も安心と信頼のヒロシサイドにスタンバイしますた。

会場内の作りは横に長い長方形と言えばいいのかな。普通は大体縦長な感じだと思うので同じくらいのキャパの別会場と比較すればステージとの距離自体はホール内後ろでも"近い"と感じるくらいなんだけど、反面そのせいでステージが見切れてしまう等の問題があるためかステージから放射状に扇形を描くように柵が設置されていた。そのせいでその空間がポッカリ空いててなんだかちょっと変な感じ。ま、そのスペースは後々救護された"戦死者"の休憩スペースとして活躍してたけどねwあ、終演後に車椅子の方がいらっしゃったことを初めて認識、この目で確認したわけじゃないけどもどうやらそういう方々向けのスペースとしても活躍してたようです。


入場してしばらくすると影ナレーションによる諸注意が。しかしこの影ナレだれがやってんだ、抑揚の付け方とか言葉遊びとかとにかく遊びすぎw毎年この諸注意には「はーい!」と手を上げて答えるのが暗黙の了解みたいなところがあるんだけど、モッシュ・ダイブ禁止の注意にだけは軽いブーイングを入れます。それを逆手にとって「大変危険ですので、モッシュやダイブなどの行為は、絶対に!絶対に!おやめください」とやたら強調wこれ即ちどういう意味か、分かるよね?俺らその言語の行間や背景を読めない馬鹿ではないよね?・・・ということですよwこの影ナレで早速心をガッツリ鷲掴みです。ちなみに影ナレは2回ありますた。1回目と2回目の間が10分から15分くらいあったのかな?最初の影ナレの人とは別人の2回目の人は「本日は、TMRライレボリューション・・・」て見事に出だしから噛むというw

影ナレの間に圧縮が始まる。俺も機を乗じてジワジワと前に詰める。ふと「そういや関係者席は誰がきてるんだろう?」と思って2階席を見上げると・・・ん?あの中央最前にいる人、どっかで見たことある・・・ラゾーナだったか・・・あ、森田成一だ!wそんなこんなしてる内にいよいよ開演です!

いつも通りまずセットリストをまとめてドーン!


01. ULTIMATE
02. URBAN BEASTS
03. PIN UP LADY
04. Web of Night - English vesion -
05. Burnin' X'mas
06. Joker
07. Naked arms
08. SWORD SUMMIT
09. WHITE BREATH
10. Save The One, Save The All


チンコール
11. Free Wheel Burnin'(JUDAS PRIESTカバー)
12. Master Feel Sad
13. THUNDERBIRD
14. Pearl in the shell
15. 空色デイズ中川翔子カバー)

うーん、やっぱり改めてセットリストを眺めてみても今回はちょっといつもよりボリューム不足感が否めないなあ。でも今回は特殊事例で深夜の下北沢公演との2部構成で完結すると捉えないといかんのだろうね。さて、じゃあこのライブ中に起こった様々な出来事をここから先は書いていきましょう。ただしここからは暴れたがために脳がやられたのか当日時点から既に記憶があやふやになってたので、出来るだけ時系列に沿って書くけど時系列に沿ってない可能性がありますw


恒例のULTIMATEスタート。それはそれでいいんだけど俺この曲あんまり好きじゃ(ry んで、ULTIMATE「シャー!」終わりでそのまま立て続けにURBAN BEASTSへ。と、ここで西川ちゃん「東京ドーム?*2日本武道館*3そんなん知らん!ここが俺とお前らの最高の場所だー!」と叫ぶ。まあこの時間西川ちゃん的に仲のいい強烈な面々がそういうでかいとこでライブを繰り広げてましたからなw しかしこの一言が俺らを大いに盛り上げる。

PIN UP LADYまではほぼノンストップだったけどここでようやくMCタイム。「思い返せばー去年は恵比寿ガーデンルーム・・・2Lのペットボトルが、183本・・・床が浮いている・・・壁に何か染みがついている・・・何の染み?知らねーよ、こっちが聞きたいわ!」と去年の惨状を総理から報告。去年は色々あって行ってないから噂レベルでしか聞いてないけど、確かにかなり酷かったらしいねw
「そんなわけで、我々はーまた恵比寿を後にすることになりましたー・・・そしてやってきましたここ品川ステラボール!」と何故か漫談口調w 「ハッキリ言います!我々は、ライブ難民です!」「誰か12月の25日に我々にライブをやらせてくれる所を知りませんか!?」・・・これはマジで切実な問題です。



「今日たった一つだけ残念なことがあります・・・今年スパイダーマンいねえじゃねえかあ!ここだよ、ここぉ!今年もあいついるだろうからって思ってせっかくWeb on Night(セットリストに)入れたのに、いねーんだもん!」とご立腹の西川ちゃん。確かにいなくて「あれっ!?」って感じではあった。あの方も野郎ライブの風物詩であってみんながみんなあの方に会うことを期待してるとこあるもんねえ・・・。ちなみにここで「下北!下北!」とコール、スパイダーマンは下北には参上するようで、実際参上した模様。しかし西川ちゃん「うっさい!メニュー違うんだよ!分かってんのか!」と一蹴w


Naked armsで事件発生。曲が始まった直後くらいに視界の端に後ろの男性(ノッポ兄ちゃん)が前の男性(メガネ兄ちゃん)に何か耳打ちしてるのが目に入る。明らかに違和感、なんかあったか?数十秒後、メガネにいちゃんがその密集地帯から上手の柞側の比較的安全地帯へ下がろうとして俺のいる方へ歩き出してきた。「あー、倒れそうな状態なのを心配してノッポ兄ちゃん声をかけてあげたのねー親切ねー」と思って通らせてあげようと気持ち道を作ってあげようとしたら・・・そのままメガネ兄ちゃん力尽きて倒れる。あちゃー、"戦死者"出たー。瞬間的にその近くにいた連中が即席救護部隊に。もうメガネ兄ちゃんは自分で立てないので体を支える係、運ぶ係、柞の向こう側にいるスタッフに戦死者がいることを知らせる係など。こういうときの瞬間的な判断力と団結力はこの野郎ライブはみんな超一流である。そんなわけで僕はこのNaked armsは耳にはしてたけどステージ全然見れませんでした。しかしメガネ兄ちゃん運ぶのをちょっと手伝ったら図らずもそれまでよりも前方にきてしまったw



「次で、今日ラストの・・・」と言い始める西川ちゃん。すかさずブーイング、勿論このブーイングは「俺らまだまだいけんぞ!」っていう愛あるブーイングなわけですが。そのブーイングを制し西川ちゃん「大丈夫、ラスト、この曲ならお前らを納得させられる」ときた。当然ボルテージ最高潮、「おおー!」っと歓声、さあどの曲がくるんだ?暴れる準備は出来てるぞ!と誰もが思った。しかし聞こえてきたイントロは・・・えっ、なんだこれ!?確かに耳にしたことはあるんだけど何だか分からない、瞬間的にTMRの曲ではないことは分かった、ということはカバー!しかし一体誰の何の曲だか全く分からない。だけど俺は確実にこの曲を知っている・・・!俺の脳みそが「おそらく何かのアニソン、本来は女性ボーカル」というところまでは瞬間的にはじきだしてきた!ここまで比較的おとなしかった"新入生"の野郎共が目の色を変えて盛り上がってるところを見るにそれは間違いなく正しい!wしかも歌えんのかよお前らwwwこの曲は本当になんなんだ!でも俺も何故か知っているから雰囲気で歌ってみる!やっぱり知っている、何故だ・・・。終演後も「最後のあの曲なに?」って声がちらほらと聞こえてたけど、あとでTwitter中川翔子空色デイズと教えてもらってようやく「あー!あれかー!」って納得した。しかし何故この曲をあのタイミングでもってきたのか、何らかのリリースの予定でもあるのか、謎は深まるばかりである・・・


終演後周りの連中全員とハイタッチしながら「おつかれー!」と声を掛け合う、これもいつものことだ。これも野郎ライブ独特の風習というかあの一体感が自然発生的にこの文化を生み出したんだけど、ここまでやってようやくライブが終われる感じがある。

ハイタッチ後に命の水を補給してゴミを捨ててたら何か向こうのほうが騒がしい・・・2階関係者席で最初から最後まで観覧してまだ残ってた森田成一にコールしてる様子、「一護!一護!」ってコールしてたね。恐縮気味の森田氏がちょっと落ち着け的なジェスチャーをとり静かになったところで「卍!解!」と叫んで一例。また盛り上がる俺ら。しかしいつもいつも2階席に何か見つけると*4コールしちゃうのも悪い癖ではあるなw

前述したように出入り口は1ヶ所、糞詰まりのように全然進まない。まして出てすぐの所にドリンク交換所、その目の前にトイレ、さらにすぐ先は狭ーいロッカースペースと物販があるので余計に混雑。しかしそんな大混雑の中でも光るのが車いす通りまーす!道を空けてくださーい!」の声。誰だか知らないけどたった一人の青年(notスタッフ、つまり客)が一言そんな声を上げた結果、次々とそれが前方に伝播してみんな声を掛け合ってあの大混雑の中でも車いすの方が通れる道が作られた。あんだけ最初から最後まで傍若無人に暴れてて且つまだまだみんな興奮冷めやらぬ狂気の状態なのに大部分の連中が積極的にそういうことを出来るのは本当に素晴らしいと思うよ。


振り返ると、今回やたらMCが多い。やたらMCが長い。たった15曲で約2時間のライブになったのはそういう側面がある。まだこの後下北沢公演が控えていたことを考えるとここにいる全ての人間にとって体力温存・回復のための時間になったわけだけどね。

*1:特に今年は出入口は下手側の一番後ろの1箇所しか無かったので余計に

*2:この日一番の話題のLUNACY黒服限定GIGですね

*3:こっちはUVERWORLDという情報をたまたま事前にキャッチしてた

*4:「石川!」とか「よっぴー!」とかなw今年は生放送中だからいなかったけど