LUNA SEA 3D IN LOS ANGELS

まあカテゴリはこうするしかない。映画だけどライブだし、でも映画でもないしライブでもない。
最近多いよね、シネマライブって形態。それこそ今AKB48が毎日生中継やってるでしょ?確かにこれ自体はうまいこと考えたよなあって思うんだよね。だって映画館以上にフィルムギグを活かせる環境ないでしょ、音響抜群だし座席もしっかりしてるし食事も売ってるしwあと上映館が全国各地にあるからそういう意味では敷居も低くていいよね。


というわけで前置きはさておき、TOHOシネマズ川崎で見てきた。ここのスクリーンでは12時5分開映の回しか上映がありません。よってどんだけの混雑状況になるのか、まして日曜日だし、ってことで少し不安視しておりましたが、まあさほど混んではいなかったね。通路挟んで後方ブロックの中央に大部分のお客さんがいたのでいいとこ70から80人ぐらいってとこですかね。*1


さて、上映内容なんですが、今更ネタバレも何もあったもんじゃないと思うのでいわゆる"セットリスト"載せちゃいますね。公式HPにも載ってる内容ですし、まして『サントラ盤』て体裁でCD発売されてますしw*2



月光(SE)
LOVELESS
Dejavu
SLAVE
END OF SORROW
TRUE BLUE
RA-SE-N
Providence
GENESIS OF MIND〜夢の彼方へ〜
STORM
DESIRE
TIME IS DEAD
ROSIER
TONIGHT
I for you
WISH


端的に述べるなら「3Dいらなくね?」である。
そもそもこの企画自体が3D前提なんだからそれを覆してしまうことになるんだけど、正直いらないです3D。だって3D効果を活かした演出みたいなのがあんまり無いわけ、LAの客の頭を見て立体感を得てもしょーもないw勿論そういう演出されてる部分もあるけど、ほんのちょっとかなあ。
あと俺が単純にメガネ常用なのでメガネonメガネになることによる違和感というか不快感があるってのも否めない。その分少々視野角が狭くなってしまうのでね。ここマイナスポイント。
演出がそんな感じだしメガネがうざったいこともあって段々3Dとかすごいどうでもよくなってくる。これなら2D上映でもいいと思うんだけどホントに。


構成としてはお察しのとおりライブシーン数曲→インタビュー→またライブ→またインタビューの繰り返し。このインタビューがくせ者でねえ、これに関しては3D処理されてないみたいなんだよ。まあそんなの3Dにする意味もないけどさw だからインタビューシーンに関してはメガネ外して鑑賞した方がいいかもよ、3Dメガネしてるとどうしても暗くなりがちだけど外せば明るいというか本来の色調と明るさで見れるし快適。そういうとこも3Dじゃなくていいんじゃね?って思った部分ではある。


で、ここまで書いて気づいたんだけど、内容に関して正直特筆する事ないんだよねえ。LAライブの完全再現でも無ければドキュメンタリー映画でもないし、そういう意味ではなんかちょっと中途半端な作りの映像作品なんだよ。映像及び音響的に恵まれた環境でこういう作りのライブDVD観せられてるだけって感じになっちゃう。前述したけどライブ→インタビュー→ライブの繰り返しなので、映像世界の中に没頭しきれない。なんでこんな形にしたのかなあ?


ただ、This is LUNA SEAといった王道のセットリスト、LUNA SEAを通ってこなかった人たちの入門としてはいいかもしれない。ここまでスクリーンに大写しで大音響でLUNA SEAを堪能できるのはこれだけだもの。この贅沢な環境でLUNA SEAを体感すれば新たなSLAVEとなれることでしょう。
あとインタビュー。これREBOOTに関してはメンバーが映像で何か語ってるのってBSデジタルライブだけだったと思うので多少は貴重かも。昨年12月時点でのインタビューだから色んな媒体で既に語られてることではあるけどね。


以上、雑感でした。

*1:この日のスクリーンではMAX240席です

*2:LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES